さてVR元年と言われて早数年。プレイステーションVRも2が出て、Oculus QuestもMeta
Questと名前を変えて2(3の噂も)も出ている2023年の4月。
最新機種をポンポンを買える状況ではなくなり30年残ったローンと子育てと戦う日々、毎月のお小遣いしか趣味に使えないという状況にYahoo様から3000円クーポン(6000円以上購入で利用可)を頂いた私はさて何を買おうかとYahooショッピングをペラペラ...
目に入ったのは
中古海外版 Lenovo スタンドアローンVRヘッドセット Mirage Solo with Daydream 6600円
3000円クーポン使えば3600円(送料無料&保険付き)私にもVR元年がやってきたと思い2日間悩んでポチっと購入しました。
さてそんなわけで無事に届いた「Mirage Solo with
Daydream」(フル充電で3時間ほど動くので中古良品)は2018年に発売された商品。すでにGoogle先生は「Daydream」というVR規格のサポートを終了し今更何ができるんだ状態の中でとりあえずVRの世界に飛び込むことになった私の記録を残したいと思います。
Mirage Soloをそもそも購入するにあたり...一番重要なことを...
FANZA VRはMirage Solo(Daydream)に対応していません。
サクッとFANZA VRを楽しむならスマホ+VRゴーグルやMeta
Quest2とか対応している端末が良いです。
*下記に記載する「PC+Mirage Solo+アプリ」で動かす方法はありますが面倒です。
Mirage Soloの中古を買う上での注意点
まず中古品の購入の際に注意する点としてMirage
Soloの元の所有者が利用する際に必須となるGoogleアカウントをログアウトせずに初期化をして販売しているケースです。
このケースの場合、中古品を購入していざGoogleアカウントでログインしようとすると元の所有者のGoogleアカウントでログインをしてくださいと表示され何もできなくなります。セキュリティ的なロックですね。
メーカーであるLenovoの公式サポートスレッドを見ると「元の所有者に連絡してログイン情報を聞いて(もしくはログインしてもらって)ログアウトを行って初期化してください。」と書かれており、メーカー修理(所有者情報の削除を依頼)として送っても対応できないようです。
フリマアプリで上記の状態のものをジャンク品&注意書き等で出品されているのでよく見たり出品者に確認をすることをお勧めします。(もちろんショップでの購入も。)
セットアップから起動とりあえずおすすめアプリをインストールを試みる
さてMirage
Soloを起動すると早速Googleアカウントの入力画面が表示されますのでサクッと入力しログインするとインストール済みのアプリが表示されます。
さらにおすすめのアプリ一覧が出てくるので面白そうなアプリをとりあえず3DoFコントローラでポインターを合わせボタンの押すと
一時的にGoogleへ接続できません
と表示されおすすめアプリをインストールすることはできません。
そうDayDream用のGoogle
Playストアはすでにサポートを終了しているためダウンロード&インストールできないのです。心が折れる。続く...
アプリのインストールとインストールアプリの更新について
続き。Daydream版GooglePlayストアが利用できない状況をどうしたらいいのか?結論から言うと「利用できない」です。(できたら教えてください。)
2Dアプリ(通常のスマホ用)を有効として通常のGooglePlayからDaydreamに対応しているアプリを入れる方法がありますがほぼほぼアプリはありません。また心が折れる。
さらに通常のGooglePlayからアプリのアップデートを行うとDaydream対応3Dアプリが2Dアプリとなるケースが発生します。具体的にはGoogleフォトやストリートビューです。またまた心が折れる。
とりあえずインストール済みアプリを対処していく
- DayDream版GooglePlayストア
- アプリをインストールできないのでこんなアプリが動いていたんだぁと目星を付ける程度の利用です。
- Youtube VR
- 問題なく動きます。とりあえず感動。消えないで!終了しないで!と祈り続けています。
- ストリートビュー
- 起動画面から進まない。そもそもGoogleマップに統合されたからしょうがないかとあきらめました。動かないので自動アップデートで2Dアプリへ。
- Googleフォト
- 2Dアプリを有効後、通常のGooglePlayストアでアップデートをすると3Dに未対応になるのでアプリの個別設定からアップデート分を削除し自動アップデートを無効に設定しています。
- Arts & Culture VR
- とりあえず問題なく動くのでそのままです。個人的にはあまり使わないです。
- Welcome
- 基本操作を覚えるアプリです。問題なく動くのでそのままです。1度試す程度良いかと。。
- VRを学ぶ
- Mirage solo独自で入っているアプリかと。問題なく動くのでそのままにしてあります。3D空間でキャラクターが動いているのでワクワクするが数回試せば良いかなと思う程度です。
- Chromeブラウザ
- 2Dアプリを有効後、通常のGooglePlayストアでアップデートをすると3Dに未対応となりますが、あまり操作性等々変わらないので2Dモードとして利用しています。
通常のGooglePlayストアでインストールできるアプリを探してみる
DayDream版GooglePlayストアで目星をつけたアプリを通常(2D版)のGooglePlayストアで検索してインストールしてみますがDayDreamに対応していない場合やそもそもストアに存在していないもの(公開されていないもの)もあります。
また、Mirage
SoloのGooglePlayストアから操作するよりもPCのウェブ版GooglePlayストアからインストール端末をMirage
Soloを選択してインストールするのが一番楽です。
私は以下のアプリを入れました。
- Rez Infinite(https://rezinfinite.com/ja/)
- ウェブ版のGooglePlayストアからインストールすることができず、一度はあきらめたのですが日本ではなく海外(URLの末尾をjpからenへ変更)にすることですんなりとインストールできました。もちろんアプリは日本語でフルバージョンへのアップデート課金も行えました。とりあえずVR買ったらこのゲームやっておけと言われるだけあって最高のVR体験が行えます。(PSVR2版はアイトラッキングで操作できるということでもっと未来を感じられるそうです。)
- STYLE(https://gallery.styly.cc/about/ja)Daydream対応版
- VRやARを誰しもが投稿できコンテンツを楽しむことができるアプリです。Mirage Soloではアウトカメラが付いているので現実世界(白黒ですが)に3Dコンテンツを表示させることができます。
- VRidge(https://riftcat.com/vridge)
- 公式サイトから19.99ユーロでライセンスを購入すると機能が限定されますがSteamVRに対応することができます。SteamVRが対応されることでPCのVRゲームやFANZA VRを視聴することができます。
- なおライセンスを購入しなくても非会員であれば5分・会員であれば10分試すことができますが、設定等々で制限時間内では何も試せません。
以上3本のみ正直VRidgeを動けば何とかなるだろう自分の中ではこれにて完結と言ったところです。
*自己責任*でapkを使って直接アプリを入れてみる
自己責任で何かしら不具合が起きてもということであればAPKPure(https://m.apkpure.com/jp/)等のapk配布サイトからアプリをインストールするということもできます。apk配布サイトでダウンロードしたファイルをSDカードに一旦保存しインストールすることでGooglePlayストアで公開が終了したアプリを楽しむことができます。
- AbemaTV VR
- テストも兼ねてインストールしてみました。とりあえず問題なく動きましたがVRで見る必要はないかなぁというのが正直な感想。
- Skybox(https://skybox.xyz/)
- ローカルネットワークやSDカードに保存した動画ファイルを再生することができます。3D動画等が手元にあればサイドバイサイド等など細かく設定できるので自己責任ですが入れていて損はないと思います。
Mirage SoloとPCにVRidgeを入れてSteamVRを楽しむ
VRidgeアプリをMirage
Soloへ、PCにクライアントソフトをインストールすることでSteamVRのコンテンツを限定的に楽しむことができます。*PCの用意もそうですがスペックもそれなりに必要になります。
限定的というのは
- Mirage SoloといいますかDaydreamのコントローラーが3軸しか対応しておらず6軸のゲーム操作(奥行操作)には対応できない点
- DayDreamのコントローラーが1つしか対応していないので左右それぞれ2つで操作することに対応できない点
ただしDaydreamに対応したスマホ+ゴーグルとはちがいMirage
Soloは6軸に対応しているので3D空間の移動できる点はプラスとして考えられます。(3Dキャラクターが表示された空間を自分で移動して近くで見たり離れて見たりなど...)
VRidgeはPCと端末をWi-Fi(5Ghz)もしくはUSBケーブルで接続できます。USBケーブルの場合、有線接続となりますので映像の安定性などが増すのですがMirage
Solo特有の問題として接続に必須な「USBテザリングモード」を「有効」にすること(項目自体がないため)できません。USBテザリングモードを有効する方法を現在探している状況です。無理っぽいなぁ...
Wi-Fi接続なので通信環境によってはブロックノイズが出ることもありますがこんなことができます(試しました)ということで
- FANZA VRは楽しめます。PCに再生プレイヤーをインストールして動画ファイルをダウンロードする必要はあります。
- ゲームコントローラーを使い映像のみVRとして楽しむことも問題ありません。
購入して数日使っての感想
Rez InfiniteとVRidgeが楽しめて3600円でMirage
Soloが購入できたのは嬉しい限りですが、Meta
Quest2やゲーミングPC+対応VR機器やPS5+PSVR2を買えるのであればその選択が正しいです。
余談
メガネを付けたままの状態ではやはり使い勝手が悪いので水中マスク用度付きレンズ買いました。Mirage
Soloの場合レンズを付けるとセンサーが反応して自動スリープにはならないのが難点といえば難点です。
2Dアプリ(スマホと同じなら)FANZA
VRは楽しめないのか?なぜかジャイロが上下右左逆になる現象が発生するので残念な感じです。没入感もないです。
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